2002年にディズニーから公開された「リロ&スティッチ」では、リロとスティッチが主人公となって巻き起こす騒動がストーリーの中心でした。
その後リロとスティッチの物語はアニメーションとして展開され、たくさんの魅力的なキャラクターが登場していますね。
ここでは「ピンク色の女の子エイリアン」エンジェルの7つの魅力と、エンジェルの声を担当した声優について紹介していきます。
エンジェルはスティッチとどういった関係なの?
エンジェルの声を担当した声優は?
さっそくチェックしていきましょう。
1.エンジェルの7つの魅力をチェック!
アニメーションを観ていない人にとっては「エンジェルって何者?」と疑問に思うかもしれませんね。
エンジェルはいつから登場していたの?
どんなキャラクターなの?
エンジェルの魅力7つを紹介していきます。
①エンジェルの初登場は「リロ&スティッチ・ザ・シリーズ」
エンジェルの初登場はテレビアニメ「リロ&スティッチ・ザ・シリーズ」からです。
ハワイ各地に散らばった、スティッチより前に作られたエイリアンの居場所(おウチ)を探すため、リロとスティッチが奮闘する…というストーリー。
スティッチの前に作られたエイリアンは625個。
つまり625体ものエイリアンがいるのですが、女の子のエイリアンは非常に少なく、エンジェルを含めて5体ほどしかいません。
「リロ&スティッチザ・シリーズ」はDVDとして販売されていますので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
②試作品No.624、スティッチより年上の女の子
エンジェルは試作品ナンバー624号。
スティッチが626号なので、エンジェルはスティッチよりも年上の女の子という設定になります。
見た目もスティッチに似ている(というよりほとんど色ちがい)上に、スティッチと同じように身体能力や頭脳もあって、女の子ながら力も強いキャラクター。
スティッチにとってエンジェルは「頼りになる年上彼女」といったところかもしれませんね。
③エンジェルはスティッチの”いとこ”だった!
エンジェルはスティッチの「いとこ」という設定になっています。
通常では「いとこ」というと、両親の兄弟の子どもを指しますよね。
エイリアンだというスティッチやエンジェルに、”いとこ”という表現はなんだかちぐはぐな印象を受けるのではないでしょうか。
実はこれも「リロ&スティッチザ・シリーズ」で説明しています。
リロは、
「ハワイではみんなが”いとこ”って呼ぶの。親戚どうしじゃなくても、みんながひとつの大きなオハナ(家族)だから」
と言っています。
つまりこれは、ハワイの考え方ということなんです。
みんなが”いとこ”で大きなオハナとは、なんだか素敵な考え方ですね。
だから、スティッチよりも先に作られたエンジェルや、他のエイリアンみんなが”いとこ”と言っているのです。
④元は悪役、今はスティッチが大好きなエンジェル
「リロ&スティッチザ・シリーズ」にエンジェルが出た当初こそ、エンジェルは悪役として登場していました。
元・銀河宇宙連邦軍大尉、ガントゥと共に行動をしていたエンジェルは、スティッチを元の凶悪なエイリアンに戻そうと試みます。
しかしスティッチの愛情を受けて、エンジェルは徐々に心を開いていき、ついに良心を得るに至ったのです。
現在ではスティッチのガールフレンドとして欠かせない存在になったエンジェル。
その”ラブラブ”振りはこちらも笑顔になってしまう程ですね。
⑤歌声で「よい子→悪い子」にできる能力を持つ
スティッチや他の試作品エイリアンには様々な能力があります。
エンジェルの能力は、美しい歌声によって「よい子から悪い子になってしまう」など、悪の心を取り戻してしまう力を持っているのです。
この力があるからこそ、ガントゥはエンジェルを使ってスティッチを凶悪なエイリアンに戻そうと企んだのですね。
しかし実際のところ、この作戦は失敗します。
なぜかというと、エンジェルより後に作られたスティッチや他の試作品には、歌声に耐性があるのか、悪い子になることはありませんでした。
作戦が失敗したばかりか、エンジェルまでよい子になってしまうのですから、ガントゥからすれば「泣きっ面に蜂」といったところでしょうね。
⑥スティッチはエンジェルに一目惚れ!エンジェルは…?
スティッチは初めてエンジェルと出会て、強烈な一目惚れをしてしまいます。
エンジェルは始めの内こそ、スティッチと他の試作品を戦わせるといった、悪役振りを発揮していました。
しかもエンジェルを好きなのはスティッチだけではありません。
試作品ナンバー625号、ルーベンもエンジェルに恋心を寄せているのです。
いわばスティッチとルーベンは恋のライバルといったところ。
しかし後に、スティッチの純愛に気づいたエンジェルはついに良心を取り戻し、スティッチとラブラブカップルになったのです。
ディズニーキャラクターにはほとんど恋人の存在がつきものですが、スティッチとエンジェルのカップルはその中でもひときわ、ラブラブ振りが高い気がしますね。
⑦身のこなしはカンフーのプロ級!スゴイ女の子
アニメ「リロイ&スティッチ」のクライマックスでは、ピンチに陥ってしまったスティッチを助けるため、戦いに身を投じます。
その洗練された身のこなし、まさにカンフーのプロ級!
エンジェルってこんなに強い女の子だったんですね!
ちなみにこの「リロイ&スティッチ」はシリーズの中でもファンが多く、「シリーズ中で一番好き」という意見が多い作品です。
泣きどころや笑いどころもあって、とても面白いですよ。
見視聴の人は、これを機会にぜひチェックしてみてください。
もちろん、エンジェルの活躍振りもぜひ堪能してくださいね。
2.エンジェルの声を担当した声優を紹介
スティッチの日本語吹き替え版声優は山寺宏一さん、というのはあまりにも有名ですよね。
でも、エンジェルの声は誰が担当したっけ?
ここではエンジェルの声を担当した声優について紹介していきます。
①エンジェルの声優(原語版)
エンジェルの声は、原語版ではカナダ生まれの女優、タラ・ストロングさんが担当しました。
声優として多くの出演作があるタラ・ストロングさんは、「リトルマーメイド2」のメロディ役や、「サンリオ・アニメ世界名作劇場」でハローキティ役をつとめるなど、アニメやゲームで多くの声を担当しています。
②エンジェルの声優(日本語吹き替え)
エンジェルの日本語吹き替えを担当したのは、こちらも女優・声優として活躍している竹田まどかさんが担当しています。
「スティッチ」シリーズに登場するエンジェルはすべて竹田まどかさんが担当している他、海外ドラマ「プリズン・ブレイク」や映画「パニック・ルーム」など、多くの映画やドラマの吹き替えをしているベテラン女優です。
2.まとめ
スティッチの恋人、エンジェルの7つの魅力と、エンジェルの声を担当した声優を紹介しました。
アニメを観ていない人にとって、エンジェルは「何となくスティッチの恋人みたいな子」といった知識しかなかったのではないでしょうか?
エンジェルがスティッチの”年上彼女”とは少し意外でしたね。
エンジェルの大活躍も見られる「スティッチ・ザ・シリーズ」、まだの人はもちろん、一度見た人ももう一度楽しんでみませんか?